子供の英語はどの疑問詞から最初に覚えるのか?
疑問詞とは、what、where、when、which、why、howですが、日本では5w1hとして広く知られています。
ただこれは大人の世界の話です。
子供、特に幼児の場合このような観念はありません。
子供はどの疑問詞を早く覚えるのかと言えば、まず最初にwhatを覚えます。
次にwhere、次にwhenです。whyは抽象度が高いので、3歳くらいでwhyを連呼するようになります。
whyを子供がいったん覚えると、親は大変です。
どんなことにもwhyを使って質問してくるからです。
なぜ雪が降るの?
なぜ夜は暗いの?
なぜ月は丸いの?
なぜの連続です。
でも、この質問に大人がどれだけ真摯に答えてあげられるかが、子供の思考力の発達に大きく関係してくるのです。
このwhyを使った質問は無限にありますが、できる限り正確に答えてあげられるように親も日頃から答えを準備しておくとよいでしょう。
1歳くらいで、英語のレッスンを受けさせてうまく行けば、3歳くらいでwhyを使った作文ができるようになります。
その子供の質問に対する答えは人それぞれですが、オンライン英会話レッスンを受けさせる場合、こういった子供の素朴な質問にできるだけ丁寧に答えてくれる講師を選ぶことが大切です。
このwhyの時期を過ぎて、子供が4歳から5歳くらいになると、howを使うようになります。
whyの段階からhowというさらに抽象度が高く、応用範囲の広い言葉へと移行していく過程が、子供の英会話レッスンでは肝となる部分です。
6歳前にうまく、howの概念を子供に教えることができるようにカリキュラムを組んでいるようなレッスンシステムを持っているオンライン英会話は、とてもクオリティが高いと言えます。
逆に言えば、whatやwhyがよく理解させられていないのに、howを教えるようにしてしまうようなシステムは子供の英会話力の発達の障害となってしまうこともあります。
豊富な具台的な、できるだけピンポイントな質問と答えの繰り返しが、抽象度の高い思考力の発達につながるのです。
howを使った質問をして、それに答えられるようになった後、子供がその単語を使えるようになるまでにはさらに時間がかかるものです。
長く英会話のレッスンを受けているのに子供が一向にhowを使った質問をしてこないからといっても気にする必要はありません。
アメリカの子供でも自由にhowを使いこなせるようなレベルに到達するのは小学校低学年です。
日本に居ながらオンラインで英会話レッスンを受けているのであれば、気長に子供の成長を見守ってあげましょう。
一年後に受験が控えているわけでもありませんから、焦らずに取り組ませることが安定した語学力をつけさせるための第一条件です。
理解はしていても、話さない子供もいるものです。そういう子供は逆に内的思考力に長けていることもあるのです。
子供に無理矢理英語を話させようとしてはいけません。
自由に話せる環境を作るように親は努力すべきです。
子供の内面的思考や想像力をできるだけ尊重してくれるようなオンライン英会話レッスンのシステムを採用している業者を探してみましょう。
あまりにもシステマチックだったり、メカニカルな訓練中心だったり、アイテムを多用した詰め込み式の英語教育だったら、子供は興味を失ってしまいますから親はすぐに気付くはずです。
子供が退屈してしまうようなオンライン英会話レッスンは極力さけるようにしてください。
子供が退屈しているのは、家のパソコンの画面を見つめている目を見ればわかります。
退屈しているようであれば、自由に他のことをさせるなど、気分転換をさせると、子供の集中力はアップします。
オンライン英会話には低価格で外国人と好きな時間に話せるというメリットがありますがまだまだ課題は残っているようです。
フィリピン人講師をたくさん雇うことで低価格を実現している教室もたくさんあるそうです。
ただし講師の英語を教える技術に関してはまだまだ不明な点が多いです。
選ぶ時は価格で決めるのではなく口コミなどをきちんと見てから決めることをおすすめします。
きちんとした学習カリキュラムを提示してくれる信頼できる教室を選びましょう。
またオンライン英会話と同時に英語教材を使って少しでも英語に触れておくことで、オンライン英会話の外国人講師との会話もスムーズにできるようになるようです。
☆記事がお役に立てたらシェアお願いします☆